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2012年01月10日 火曜日 すべては光る     ( 塾長のむかし話 )

塾に中学1年生の男の子がいる

先日、社会を教えていたら

あまりに出来ないので

まず解答ををしっかりと写しなさいと言った

解答が満足に写せない

突き詰めると「シ」と「ツ」・「ソ」と「ン」などの区別がつかない

濁点も知らないことに気づいた

平仮名が満足に書けない

アルファベットもLから書けない

中学1年生だ

友達から馬鹿にされてもへらへら笑ってごまかす

屈辱的なあだ名で呼ばれも笑って応える

お母さんは厳しく教えてきたとおっしゃる

小学校では国語で100点をとったこともあると聞いた

受け応えはできる

知能は低くないが、平仮名もアルファベットも書けていない

図形の認識が出来ないのではないか

とにかく別の時間帯に教えることにした


坂村真民先生の詩にこんな詩がある

光る

光る

すべては光る

光らないものは

ひとつとしてない

みずから

光らないものは

他から

光を受けて

光る



短い詩だが私の教師生活を支えていただいた詩でもある

いろいろな子を見るたびに

どのようにして輝くかを捜した

特に最後の4行が大きな支えだだった

「みずから 光らないものは 他から 光を受けて 光る」

何度言ってもやらない子

どう説明しても理解しない子さまざまだ

でも「自分だって決心したことも出来ない日があるではないか」と

子どもと向き合った


私は勝手に3名の師を持っている

東井義男先生

勝手に「根を養えば樹は自ずから育つ」を使わせていただいている

坂村真民先生

勝手に大先輩だと思い込んでいる

森信三先生

こんな言葉が私の毎日を諌めている

「例外をつくったらだめですぞ。
 
今日はまあ疲れているからとか、夕べはどうも
 
睡眠不足だったとか考えたら、もうだめなんだ」


今日も

平仮名から根気良く教えよう

<すべては光る>

 

 

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